どうも、べにまるです。
全7回にわたってドラムミックスのコツを紹介していきたいと思います。
今時の音楽にとってドラムは最も重要なパートと言っても過言ではありません。
迫力あるドラムが作れるかどうかで、楽曲のクオリティも大きく左右されます。
ミックスを始める前に
まずは一つの手法をしっかり
ドラムに限らず、ミックスのやり方には絶対の正解がありません。
人によって手法が違うのはもちろん、同じ人でも状況に応じて異なるアプローチをとるものです。
ですが、まずはひとつの方法をマスターし、基本を身につけましょう。
テクニックや裏ワザはいくらでもありますが、初めから詰め込むと何が大切なのかを見失いがちです。
基本的な技術だけでもプロと同じサウンドは作れます。
トップマイクに付け足すだけ
ドラムの処理は難しくありません。
最初にオーバーヘッドマイク(トップマイク)で骨組みを作り、個別のマイクで芯を足すだけです。
確かにドラムはパーツが多いので複雑に見えます。
ですが、ドラム全体を収音しているトップマイクを土台にすれば、自然とバランスの良いドラムトラックを作ることが出来ます。
無駄なコンプはしない
ドラムミックスで陥りがちな罠の一つは、無駄なコンプレッサーを挟んでしまう事です。
間違ったセッティングのコンプによって、抜けの悪くなったドラムトラックを多く耳にします。
コンプを刺すときは「なぜそのコンプが必要なのか?」を常に考えましょう。
コンプは音を太くする魔法のツールではありませんし、打ち込みのドラム音源ならば最初からダイナミクスも整っています。
それでは、楽しみながらやっていきましょう。
目次
vol1 オーバーヘッドが一番大事
vol2 キック/バスドラムの低音を出す
vol3 スネアの抜けを良くする
vol4 ハイハットのキレを出す
vol5 タムは定位が大事
vol6 ルームマイクで響きを付ける
vol7 バスコンプを使いこなす