機材紹介(DTM)

おすすめのリバーブプラグイン【Relab LX480】

XL480

どうも、べにまるです。
皆さんはお気に入りのリバーブ、ありますか?

コンプやイコライザであればたくさん所有し、強いこだわりを持っているような人でも、
リバーブとなると意外にDAW付属のものを使っていたりすることが多いように感じます。

正直、僕も長いことSonarに付属していたリバーブを使用していました。
色々とデモを試してはみるものの、ぱっとするものがなく、これならDAW付属のもので十分だと感じていたのですね。

そんな人にオススメしたいのがこのRelab LX480です。
僕はこのLX480、音を出した瞬間に「これだ」と感じました。
サウンドのクオリティ、使いやすさ共にハイレベルでまとまっています。

・圧倒的にナチュラルで、オケに馴染むサウンド
・使い勝手の良い、ツボを押さえたプリセット

この2点がLX480の大きな魅力になっていると思います。

歴史的名機をモデリング

LX480はLexicon 480Lというハードウェアをモデリングしたプラグインです。

480Lは、90年代を中心に世界中のスタジオで利用されていたデジタルリバーブです。
当時の最先端であったデジタル技術がふんだんに使用されたハイテク機材であり、ナチュラルで馴染みの良いサウンドが人気のリバーブでした。

そのサウンドは数々の名盤で使われており、聞いたことがない人はいないと言っても良い位、人々の耳に馴染んだものになっています。

オケとの馴染みが抜群

XL480は、Lexicon 480Lのリッチなサウンドキャラクターを確かに受け継いでいます。
何といっても一番の魅力は、オケとの馴染みが良いナチュラルなサウンドにあります。

この馴染みの良さは、
・響きが綿密で、音の密度が高いこと
・程よく落ち着いたレンジ

という特徴によるものであると感じます。

密度の高いサウンド

LX480がもつ響きは非常に綿密で、たっぷりとした量感があります。
そのため楽器の音になめらかで濃厚な残響を与えることができます。

ボーカルやスネアなど、太さを出したい音源とは特に相性が良いでしょう。
ナチュラルさを保ったまま音像を大きく出すことが出来ます。

落ち着いたレンジ

80~90年代らしい、程よくレンジの狭いサウンドです。
また、同様に少しキラッとした雰囲気も感じられます。
ソフトウェアにありがちな広すぎるレンジや、不自然なぎらつきはありません。

これらの特徴が、オケとの馴染みの良いサウンドにつながっているのだと思います。
楽器と楽器のスキマを自然に埋める事ができますよ。

優秀なプリセット

LX480のもう一つの魅力は、サウンドメイクが容易な点にあります。

プリセットが優秀で、ツボを押さえたものが揃っているので、少しパラメータを変えてやるだけで目的のサウンドが得られます。
リバーブタイムやルームサイズだけ調整すれば十分な場合は多いでしょう。

一方で、アクセス可能なパラメータは豊富に用意されています。
その気になれば非常に細かな部分にまで拘りきったサウンドを作り上げる事もできます。

XL480は特に、プレート系のプリセットが魅力的な印象があります。
明るい響きで生楽器との相性が良いので、バンドミュージックにはよくハマると思います。

まとめ

LX480はこんな人にオススメです。
・他のリバーブプラグインに今一つピンときていない
・シンプルにクオリティの高いリバーブを探している
・バンド楽曲のMIXが中心である

このXL480はしっかりしたキャラクターを持っているので、好みがハッキリと出るタイプの機材かもしれません。
誰にでもオススメできるプラグインではありませんが、生楽器が中心のジャンルであったり、90年代のバンドサウンドが好きな人など、ハマる人にはこの上なくハマるプラグインだと思います。

別格のサウンドを持ったプラグインだと思います。ぜひ一度デモをダウンロードしてみてください。

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